サ
在庫のムダ(Waste of Inventory) | |
顧客の要求を満たすために、直ちに必要とはならない材料やプロダクト。例えば、余剰材料、仕掛品(WIP)や完成品。 – 在庫を持つことのプラス面:スムースな製造工程とレスポンスタイムが改善される – 在庫を持つことのマイナス面:資本や予算を圧迫する。在庫管理にコストがかかる。スペースが必要となる。在庫品が古くなると、やり直しや廃棄に時間がかかる、あるいは問題点を隠す場所が出来る。 |
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サイクルタイム(Cycle Time) | |
作業(オペレーション)における一つのサイクルを完了させるために要する時間。 | |
サイポック(SIPOC) | |
サプライヤー(Supplier)インプット(Input)プロセス(Process)アウトプット(Output)カスタマー(Customer)の略。プロセスにを俯瞰してみる時に使用する。誰が、何をプロセスに投入し、何を、誰がプロセスからのアウトプットを受け取るのかが一目でわかるように作成する。 | |
サークルダイヤグラム(Circle Diagram) | |
文書や情報の受け渡し回数(移動のムダと定義される活動)や手待ちを可視化するための手法。 | |
サプライヤー(Supplier) | |
材料や情報、その他の資源を供給する組織の内外の人々や組織のこと。 | |
散布図(Scatter Diagram) | |
QC7つ道具の一つ。2つの要因(説明変数、xと目的変数、y)の間に関連性(相関関係)が存在するかどうかを見極めるために使用されるツール。 | |
3H(Scatter Diagram) | |
初めて、久しぶり、変更。意図しないばらつき、変化(異常)が発生するポイント。適切な方法で管理、モニタリング(異常検知)、変動要因の分析・特定、是正措置、恒久対策が必要となる。 |
シ
自働化(Jidoka) | |
ニンベンのついた「自働」とは、機械に善し悪しを判断させる仕組みを機械に装着させ、機械を管理・監督する作業者の動きを「単なる動き」ではなく、「働き」にすることが「自働化」を意味する。「何か異常があれば機械が止まる」ことで、不良品は生産させない仕組みが出来上がり、作業者一人で何台もの機械を操作することで生産性を飛躍的に向上させることを目標ができる。 | |
しつけ(Sustain) | |
躾。整理・整頓・清掃・清潔の4Sの結果を維持するための仕組み。元の状態に戻らないための施策。 | |
ジャストインタイム(Just in time) | |
3ムである「ムダ、ムラ、ムリ」を無くし、生産効率向上のために、生産計画に応じて「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」供給すること。 | |
ジャストドゥイット(Just Do it) | |
改善について、何をすれば問題が解決するかが明確なっていることは即座に実行する仕組みのこと。解決までに1~3日程度で完了する改善活動。 | |
シックスシグマ(Six Sigma) | |
ビジネスの中で起こるミス、エラー、欠陥品の発生確率を100万分の3.4のレベルに抑え込むことを目標に継続的に行われる「経営品質改善活動」のこと。1990年代後半、モトローラ社の製品品質と日本企業の品質の差を追究する中から、体系化された手法。 | |
シーティーキュー(CTQ:Critical to Quality) | |
CTQ: Critical to Quality(クリティカル トゥ クオリティー) は、顧客のニーズを特定し、その情報を測定可能な製品の特性値、およびプロセス要件に落とし込んでいくための指標となるもの。 | |
親和図法(Affinity Diagram) | |
未来、将来の問題、未知、未経験の分野の問題など、はっきりしない問題について事実、意見、発想を言語データとしてとらえそれらの相互の親和性(似通っている,関係が強い等)によって統合した図を作ることにより、解決すべき問題の所在や形態を明らかにしていく方法。 | |
新QC7つ道具 | |
新QC7つ道具:親和図、連関図、系統図、アローダイヤグラム、PDPC法、マトリックス図法、マトリックスデータ解析法(N7で唯一データを扱う) |
ス
スコープ(Scope) | |
プロジェクトの「境界」を意味する。改善活動においてスコープはチームの影響力が及ぶ範囲にするのがふさわしい。 | |
ステークホルダー(Stakeholder) | |
利害関係者。組織が提供する製品やサービスの品質において、直接的、あるいは間接的に影響を受けたり、与えたりする全ての個人やグループまたは組織全体のこと。(例:顧客、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関などがある) 改善プロジェクトにおいては改善目標に対して影響を受けたり、与えたりする個人やグループを指す。 |
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スポンサー(Sponsor) | |
改善イベントにおいて結果に責任を負い、チームに改善の権限を委譲する役割を担う人。チームに目標を与え、リソースを提供し、プロセスの境界を明確に管理し、コーチの役割を果たす。通常チーム活動には参加しない。 | |
スパゲッティチャート(Spaghetti Chart) | |
ワークと人の移動距離(移動のムダ)を可視化するために使用される図。 |
セ
製造品質 | |
設計品質をもとに製造された製品の品質(できばえの品質/適合の品質ともいう)。 | |
整理(Sort) | |
必要なものと必要でないものを仕分けし、不必要なものを排除すること。 | |
整頓(Set in order) | |
整理後の必要なものを順序よく収納すること。収納場所は誰もが一目でわかるような工夫(例:番地付け)が施され、誰もが10秒以内でものが取り出せるようにすること。 | |
清掃(Sweep) | |
作業スペースを整然ときれいに保つこと。清潔で標準化された状態を保つために清掃すること。 | |
清潔(Standardize) | |
整理、整頓、清掃の3Sが維持された状態を標準化すること。(例:きれいさの基準) | |
制約(Constraint) | |
組織の中でゴールの達成やその進展に制限を加える全てのもの。このような制約を緩和しない限りプロセスの最適化はできない。ボトルネックとも呼ばれる。 | |
設計品質 | |
製品設計の段階で設定される品質水準(狙いの品質ともいう)。 |