チームの個性を輝かせろ!
MBTIとLEGOシリアスプレイで実現する、本音で語り合える最強チームビルディング
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目次
- はじめに:その「チームの壁」、見過ごしていませんか?
- なぜ今、チームビルディングなのか?
- MBTIとは?:違いを知ることは、力になる
- MBTIをチームで使う5つの効果
- 1. 自己理解の深化
- 2. 他者理解の促進
- 3. コミュニケーション改善
- 4. 強みの活用
- 5. コンフリクト対応
- LEGOシリアスプレイとは?:手と対話で「本音」を引き出す
- MBTI × LEGOシリアスプレイが最強な理由
- 実践のための注意点
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この記事を読むと…
〇チーム内の本音を引き出す方法がわかる
〇MBTIを使って個々の強みを理解する方法がわかる
〇LEGO®シリアスプレイ®でチームに一体感を生む実践手法が学べる
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チームの壁
今日のブログでは、チームの可能性を最大限に引き出すための、ちょっとユニークで効果的なアプローチについてお話ししたいと思います。
皆さんのチームでは、こんなことで悩んでいませんか?
「なぜかメンバー同士の間に壁がある気がする…」
「会議で本音が出ない、発言が一部の人に偏る」
「お互いの考えていることがよく分からず、誤解が生まれやすい」
「メンバーそれぞれの強みが、チームの中で活かしきれていない」
「どうすれば、もっと一体感のある、心理的に安全なチームになるんだろう?」
チームビルディングは、これらの悩みを解決し、単なる個人の集まりを、共通の目標に向かって協力し合える、力強い「チーム」へと変えるための重要なプロセスです。そして、その鍵を握るのは、「お互いをどれだけ理解し合えているか」にかかっています。今日は、個々の違いを知り、自らをまた、互いを活かし合うフレームワーク**「MBTI (Myers-Briggs Type Indicator)」と、内面を「見える化」して深い対話を促す革新的なメソッド「LEGO🄬シリアスプレイ🄬」**を組み合わせることで、あなたのチームがどのように生まれ変わるのか、その秘訣をたっぷりお伝えします!
なぜ今、チームビルディングが重要なのか?
VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)と呼ばれる予測不能な時代において、企業や組織が変化に迅速に対応し、イノベーションを生み出し続けるためには、個人の能力だけでなく、「チームとしての力」が不可欠です。
* 多様な視点からのアイデア創出
* 予期せぬ問題への柔軟な対応
* 困難な状況での支え合い
* 組織全体の生産性向上
これらはすべて、チームメンバーがお互いを信頼し、それぞれの強みを活かし合い、効果的に協力できているからこそ実現できることです。
チームビルディングにおける「個人の理解」の重要性
チームは、異なる個性、経験、価値観を持った「個人」の集まりです。どれだけ素晴らしいスキルを持ったメンバーが集まっても、お互いのことを理解していなければ、その力は十分に発揮されません。
* 「あの人はなぜ、いつも慎重なんだろう?」
* 「どうして、もっと積極的に発言してくれないんだろう?」
* 「なぜ、こんなに細部にこだわるんだろう?」
このような疑問や戸惑いは、お互いの「違い」に対する理解が不足していることから生まれます。違いを単なる「問題」として捉えるのではなく、「多様性」として受け入れ、むしろチームの強みとして活かすためには、まず「知る」ことから始めなければなりません。
ここで役立つのが、「自分自身」と「他者」を理解するためのツールです。
個々の違いを知り、自らをまた、互いを活かし合うフレームワーク:MBTIとは?
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator:マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)は、個人の持つ「ものの見方」や「意思決定の仕方」などの心の働きに関する「好み(preference)」を理解するためのフレームワークです。心理学者ユングのタイプ論をベースに、イザベル・マイヤーズとキャサリン・ブリッグスによって開発されました。
MBTIでは、以下の4つの側面について、それぞれどちらをより好むかを探求し、16種類のタイプに分類します。
側面 | タイプ | 内容 |
外界への志向(Energy): | E (Extraversion 外向): | 興味や関心が外部に向き、人との交流や活動からエネルギーを得ることを好む |
I (Introversion 内向): | 興味や関心が内面に向き、一人の時間や思考からエネルギーを得ることを好む | |
ものの見方(Perception): | S (Sensing 感覚): | 現実的で具体的な情報、五感で捉えられる事実に焦点を当てることを好む |
N (Intuition 直観): | 抽象的な情報、関連性、可能性、全体像に焦点を当てることを好む | |
判断の仕方(Judging): | T (Thinking 思考): | 物事を論理的に分析し、客観的な基準に基づいて判断することを好む |
F (Feeling 感情): | 人の気持ちや価値観を考慮し、関係性や調和を重視して判断することを好む | |
処理の仕方(Lifestyle): | J (Judging 判断的): | 計画的で構造化されたアプローチを好み、物事を体系的に進めることを好む |
P (Perceiving 知覚的): | 柔軟で自発的なアプローチを好み、臨機応変に対応することを好む |
これらの組み合わせによって、例えば「ENFJ」「ISTP」といった16種類のタイプが導き出されます。
【重要な注意点】
MBTIは科学的に確立された診断ツールというよりも、あくまで自己理解・他者理解を深めるための「指標」や「フレームワーク」として捉えるべきです。人の性格を完全に決めつけるものではなく、個人を型にはめるためのものでもありません。大切なのは、結果そのものよりも、そこから生まれる「気づき」や「対話」のプロセスです。
MBTIをチームビルディングに活用するメリット
MBTIのフレームワークをチームビルディングに取り入れることで、具体的に以下のような良い影響が期待できます。
自分がどのような状況でエネルギーを得るのか(E/I)、どのような情報に注意を向けやすいのか(S/N)、どのように決断を下す傾向があるのか(T/F)、物事をどのように進めたいタイプか(J/P)を知ることは、自己肯定感を高め、チーム内での自分の役割や得意なこと、苦手なこと(そしてどうすれば補えるか)を理解する手助けになります。自分のコミュニケーションスタイルやストレス反応の傾向を知ることも、自己管理能力を高める上で役立ちます。
自分とは異なるタイプの人々が、なぜ自分とは違う反応をしたり、異なるアプローチをしたりするのかを理解できるようになります。「あの人は私と違って、まず全体像を知りたいんだな(Nタイプ)」「あの人は、まず具体的な事実やデータから話したいんだな(Sタイプ)」といった理解は、相手に対する一方的な評価や批判を減らし、共感的な姿勢を生み出します。多様なタイプがいることの価値を認識し、チーム内の人間関係が円滑になります。
* コミュニケーションの改善:お互いに「伝わる」話し方を知る:
タイプによって、効果的なコミュニケーションの方法は異なります。例えば、Tタイプの人には論理的で簡潔な説明が響きやすいかもしれませんが、Fタイプの人には決定が人々に与える影響や感情的な側面にも配慮した言葉が必要です。Sタイプの人には具体的な例や事実を、Nタイプの人には将来の可能性やビジョンを示すと伝わりやすいでしょう。お互いのコミュニケーションの好みを理解することで、無用な誤解が減り、より効率的で心地よいコミュニケーションが可能になります。
チーム内に多様なタイプがいることは、それ自体が強みです。詳細に気づくのが得意なSタイプ、新しいアイデアを生み出すのが得意なNタイプ、合理的な判断が得意なTタイプ、人間関係を円滑にするのが得意なFタイプなど、それぞれのタイプが持つ特性は、チームとして多様な課題に取り組む上で非常に価値があります。MBTIを通じてこれらの強みを意識し、互いの違いを認め合うことで、それぞれのメンバーが最も貢献できる役割を見つけやすくなり、チーム全体のパフォーマンスが向上します。まさに、異なる形のパズルのピースが組み合わさるように、チームとして一つの大きな絵を完成させることができます。
* コンフリクトへの建設的な対処:なぜ意見が食い違うのかを理解する:
チーム内で意見が対立したり、コンフリクトが発生したりすることは避けられません。しかし、その根底にタイプによる「判断の仕方(T/F)」や「処理の仕方(J/P)」の違いがあることを理解していると、対立を個人的な攻撃として捉えにくくなります。例えば、Jタイプは物事を早く決定したい傾向がありますが、Pタイプは情報を集め続け、選択肢をオープンにしておきたい傾向があります。この違いを知っていれば、「なぜあの人はなかなか決めてくれないんだ」と苛立つ代わりに、「この人は慎重に多くの可能性を検討したいタイプなんだな」と理解し、歩み寄りの方法を探ることができます。タイプへの理解は、コンフリクトを乗り越え、むしろチームを強化する機会へと変える手助けになります。
内面を「見える化」する魔法:LEGO🄬シリアスプレイ🄬とは?
さて、MBTIで個々の特性やチーム内の多様性について「知的な理解」を得たとして、それをチームの実践にどう活かせば良いでしょうか?そこで登場するのが、**LEGOシリアスプレイ(LEGO® Serious Play® Method)**です!
LEGOシリアスプレイは、LEGOブロックを使って metaphorical (比喩的) なモデルを作り、それについて語り合うことで、参加者の内にある考えや感情、複雑な状況などを「見える化」し、深い対話や問題解決を促すファシリテーション手法です。
ただLEGOで遊ぶのではありません。これは、
* 手で考え、体で理解する: 頭の中だけでは整理できない思考を、手を動かして形にすることで引き出します。
* 全員参加: LEGOブロックは誰もが触ったことがあり、言語能力や役職に関係なく、参加者全員が対等に表現できます。声の大きい人だけでなく、普段静かな人の意見も引き出しやすいのが特徴です。
* 隠れた本音や複雑な状況の可視化: LEGOモデルは、言葉だけでは表現しにくい抽象的な概念や、個人的な感情、チーム内の力関係などを比喩的に表現できます。
* 深い対話の促進: モデルを共有し、それについて質問し合うプロセスを通じて、普段の会議では踏み込めない深いレベルでの対話が生まれます。
MBTIとLEGOシリアスプレイの組み合わせが「最強」な理由
MBTIによる「個々の理解」と、LEGOシリアスプレイによる「内面の見える化と対話」を組み合わせることで、単独で使う以上の相乗効果を生み出し、本質的なチームビルディングを実現できます。
* 抽象的な理解を具体的な表現へ:
MBTIで得られた「私は感覚タイプだから、具体的な情報に安心するんだな」「彼は直観タイプだから、抽象的なアイデアをすぐに思いつくんだな」といった知的な理解を、LEGOシリアスプレイを使って具体的なモデルで表現することができます。例えば、「私がチームで安心するために必要なこと」をモデル化する際に、「具体的情報がないと不安定になる様子」をブロックの組み方で表現するなどです。
* 「違い」の体感的理解と受容:
異なるタイプのメンバーが、同じテーマ(例:「私たちが目指す理想のチーム像」「私がチームに貢献したいこと」)について作ったモデルは、そのタイプの特性を反映して多様になります。ある人は細部にこだわった精緻なモデルを、別の人は大胆で抽象的なモデルを作るかもしれません。これらのモデルを共有し、なぜそう作ったのかを語り合うことで、MBTIで知った「違い」を頭だけでなく、視覚的・体感的に理解し、その違いの面白さや価値を実感できます。
* 対話の質の向上:
MBTIで相手の思考パターンやコミュニケーションスタイルをある程度理解しているため、LEGOモデルについて質問したり、自分のモデルを説明したりする際に、相手に伝わりやすい言葉を選んだり、配慮したりすることが自然とできるようになります。また、モデルを通して語られる内容が、MBTIのタイプ特性と結びつくことで、より深く、その人らしさを理解する対話が生まれますやすくなります。
* 心理的安全性の高い場での本音の引き出し:
LEGOシリアスプレイの遊びの要素と、MBTIで培われたお互いの違いへの理解は、チーム内に心理的な安全性を生み出しやすくなります。「ここでは、私の『私らしさ』を出しても大丈夫なんだ」「私の考え方や感じ方を受け入れてもらえるんだ」という安心感が、普段は口にしにくい本音や懸念、あるいは創造的なアイデアを引き出すことに繋がります。
* 具体的なアクションへの落とし込み:
MBTIで個々の特性を理解し、LEGOシリアスプレイでチームの現状や課題、目指す姿を「見える化」し対話するプロセスは、単なる「知って終わり」ではありません。モデルから導き出されたインサイトや共通理解をもとに、「お互いのタイプを考慮して、今後どのようにコミュニケーションを取るか」「それぞれの強みを活かすために、どのような役割分担やサポート体制を作るか」といった具体的なアクションプランをチームで collaboratively (協働的) に作り上げていくことに繋がります。
実践する上での注意点
MBTIとLEGOシリアスプレイを組み合わせたチームビルディングを成功させるためには、いくつかの注意点があります。
* MBTIの結果は「参考」に留める: 結果で人を判断したり、固定観念を持ったりしないことが最も重要です。「あなたは〇〇タイプだから、きっとこう考えるだろう」ではなく、「〇〇タイプという傾向もあるから、こういう考え方をする可能性も考慮に入れてみよう」というスタンスが大切です。
* プライバシーへの配慮: MBTIの結果は非常に個人的な情報です。共有するかどうかは個人の意思に委ねるべきであり、無理強いは絶対にしないでください。結果をチーム内でどう扱うかについても、事前に共通認識を持っておくことが重要です。
* 目的の明確化: なぜこのワークショップを行うのか(例:コミュニケーション改善、相互理解促進、新しいプロジェクトのキックオフなど)、目的を明確にしておくことで、ワークショップの設計や得られる成果が変わってきます。
* ファシリテーターの役割: MBTIへの理解があり、かつLEGOシリアスプレイの認定ファシリテーターなど、適切なトレーニングを受けた経験豊富なファシリテーターの存在が不可欠です。安全な場を作り、深い対話を引き出し、MBTIの洞察とLSPのプロセスを結びつけるためには、専門的なスキルが求められます。
まとめ:個性を力に変えるチームへ
MBTIで自分とチームメンバーの「違い」を知り、LEGOシリアスプレイでその内面や関係性を「見える化」して深く語り合う。この二つを組み合わせることで、あなたのチームは表面的な協調性だけでなく、お互いの個性や価値観を真に理解し、尊重し合える、本質的な強いチームへと進化します。
違いを恐れるのではなく、違いから学び、違いを力に変える。本音で語り合える、心理的安全性の高いチームは、変化に強く、創造性に富み、困難をも乗り越えていける resilient (回復力のある) なチームです。
ぜひ、あなたのチームでもMBTIとLEGOシリアスプレイを活用して、メンバー一人ひとりの個性が輝く、最高のチームビルディングを体験してみてください!
申し込みはこちらより Click! (Peatixの申し込みページへ飛びます)
あなたのチームが、より強く、より創造的になることを願っています!
MBTIとLEGOシリアスプレイを組み合わせたチームビルディングのセッションに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください!